戸籍関連の疑問:よくある質問
戸籍の疑問についてまとめてみました。 ここに掲載している例は、日常でも起こりうる事ですので、ぜひチェックしておいてください。
戸籍と住民票は同じものですか?
戸籍と住民票はまったく違うものです。戸籍は親族関係の証明ですが、住民票は居住関係の証明です。また、置いている場所も戸籍が本籍地であるのに対して、住民票は住所地になります。
筆頭者とはどういう意味ですか?
筆頭者とは戸籍の始めに記載される方です。この筆頭者の姓(氏)が在籍者全員に及びます。原則として、初婚同士の方がご結婚されるとご夫婦で新戸籍を作ります。このとき夫の氏を選ぶと、夫が筆頭者、妻が配偶者となります。
嫡出子(ちゃくしゅつし)とは何でしょうか?
婚姻中の夫婦の間に生まれた子供を指します。これに対して、婚姻中でない男女の間に生まれた子供を嫡出でない子あるいは非嫡出子といいます。
夫婦別姓はできますか?
現在のところ、民法及び戸籍法の改正がされていないので、夫婦別姓はできません。同氏は人権上の問題もある事から、夫婦別姓の実現を唱える人もいます。
戸籍抄本を申請するのですが、今住んでいる所でとれますか?
戸籍の謄本や抄本など、戸籍に関する証明書は本籍地(戸籍を保管している市区町村役場)でしか取得する事はできません。
戸籍の附票とはどんなものでしょうか?
戸籍の附票とは、新しく戸籍を作った(本籍を定めた)時以降の住民票の移り変わりを記録したもので、戸籍簿とセットで本籍地の市区町村で管理しています。
改製原戸籍とはどんなものでしょうか?
戸籍法が施行されて以来、戸籍簿の様式変更がありました。様式変更の際に、その当時有効な(除籍になっていない)戸籍は、新様式への作り替え作業が行われました。この作り替え前のものを改製原戸籍といいます。
除籍とはどんなものでしょうか?
一般に除籍とは、結婚や死亡などで戸籍から構成員が抜ける事と除籍簿のことの両方の意味があります。
戸籍謄本、戸籍抄本、戸籍附票、原戸籍、住民票の取得請求方法から住基ネットまでを解説しています。