2010W杯 南米予選 第6節 ブラジル VS アルゼンチン
2010年を見据えた南米予選での初ブラジル戦。
アウェーという事もあり、前半は守備の意識が強い。 クルスやメッシも守備時は下がり、マスチェラーノ、ガゴがクリーンに、そして的確に攻撃の芽を摘んでいく。
反して攻撃が今ひとつ。 サネッティの高い位置取りとグティエレスの縦の動きで見せ場は作るが、点には繋がらない。 リケルメへのマンマークで自由にタクトを振らせないブラジル。
何度かメッシの単独突破で見せ場も作るが、逆にカウンターをアボンダンシエリがなんとか防ぐ。 0対0で前半終了。
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後半。メンバー変更は無し。
ブラジルの攻撃が続く。アボンダンシエリがきわどいシュートを何度かセーブ。
アルゼンチンもメッシが左からのドリブルでシュートまでは行くが、精度が今ひとつ。
クルスがアグエロに、リケルメがバタグリアと交代。 メッシが続けて2度惜しいシュートを放つが枠をそれる。
メッシに代わりパラシオがピッチに立つが、間もなく終了の笛が鳴り響いた。
結果、0対0に終わる。
● クルス ● (アグエロ) メッシ (パラシオ) ● リケルメ (バダグリア) ● ● グティエレス マスチェラーノ ● カゴ ● ● サネッティ エインセ ● ● コロッチーニ ブルディッソ ● アボンダンシエリ |
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リケルメはまたも輝きを放てなかった。
パスもFKも今ひとつ。やはり、リケルメのパスを引き出す前へ出る動きを意識しないと、
なかなか点には繋がらない。
そういう意味ではグティエレスが攻守に光っていたように思う。 マキシの代役は務まりそうだ。
ガゴ、マスチェラーノの2人がピッチに立つと、守備面は安定するが、 攻撃の頭数が足らないように思う。どちらもパスの受け手タイプでは無いので…。
グティエレス、ガゴに代えて、マキシ、カンビアッソ、ルチョ辺りがスタメン候補か?
0点には抑えたが、やはり今のディフェンダー陣では主役は務まらないか?
早くケガを治したG・ミリート、G・ロドリゲスやデミチェリスらのラインが見たいところ。
しかし、リケルメとメッシの組み合わせは今ひとつに見える。
メッシは足元へのボールからがスタートで、リケルメのスルーパスには合ってないように見えるからだ。
裏を狙う選手が必要。
リケルメを生かすのであれば、パラシオ、サビオラなどの方がいいかと。
とりあえずは、アウェーで勝ち点1奪取。次へと繋げたい。