アニメに未来はあるのか?

アニクル TVアニメの1放映は長いか短いか



原因は何なのか?


では、なぜそうなってしまったのか?
                                    
大きくは、昨今の若者(に限った話ではありませんが)のライフサイクルの変化が一番でしょう。
                                    
じっくりと腰をすえて楽しむ大きなコンテンツよりも、 短期間で要所をとらえたリズムの良い小さなコンテンツの方が好まれやすい傾向にあるのだと思います。
                                    
ただこれは、アニメに限った話では無く、漫画、小説、ゲームにしても、その傾向は顕著になってきたのだろうと考えられます。
                                    
                                    
確かに、まとまった時間を取りにくい現代社会において、 空いた時間に短いテンポで満足感を得られる形というのは正しいのかもしれません。
                                    
しかし、その弊害も多々あります。
                                    
内容が尻切れ状態で、本質をとらえきれないまま終わったしまう作品。 クォリティーが一定で無く、中盤以降息切れしだす作品。 おいろけ要素などの話題だけが先行し、本来の内容とはかけ離れてしまう作品。 等々。
                                    
質より量、その質も全体の完成度よりも最初の2、3話部分で勝負をするので、 以降は多少クォリティーを落としてでも、スピード重視の作業をおこなわざるをえない。
                                    
どうもこの変なサイクルに現代の日本人ははまり込んでしまっている感があり、 心に残る作品というものも減ってしまった気がします。
                                    
                                    
では、この仕組みの犠牲者は誰なのか?
                                    
それは視聴者であり、末端のアニメーターらであり、結局はアニメ業界全体ではないでしょうか?
                                    
このままでは、誰しもが何らかの損をしているのではないかと思えてしまうのです。
                                    



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